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半月板損傷+膝ガングリオンで内視鏡手術したレポート

半月板損傷+膝ガングリオン内視鏡手術した 気になるケガをした場合、とりあえずネットで検索しますよね? 僕もこれまでネットに助けてもらったことが何度もあるので、 少しでも参考になれたらと思って書きました。

ケガなんてしないハッピー野郎にとっては全くつまらない内容だけどな。

受傷 2009年8月8日カムイみさか(ハーフパイプ)にて もともと左膝は2年前から痛かったのだが、 この日、トドメをさされた、、、

症状 ハーフパイプの右側の壁で着地した際、 「ゴリッ」という音と共に左膝がロックされた。 そして痛さにしばらく動くことができなくなった。 あまり僕はパイプは好んでやるほうではないのですが、 慣れないものはするもんじゃないですね。 しばらくすると膝が動くようになるのだが、痛みは徐々に引いてくるが半日くらい続く。 その日を境にちょっとした運動で膝のロック現象が起こるようになった。 膝がロックされると、膝に激痛が走りしばらく動けなくなった。

セルフ治療 何もしないのは良くない、と思い手を尽くした。 ・ストレッチ←医者に「腸脛靭帯炎」と診察されたことがあったので、、、下半身の筋肉を中心に ・ティラピス←ストレッチポールで筋肉ほぐし、筋肉をほぐすのに凄くいい

・神田薬局でサポーター購入←1万もしたけど、今思えば全く効果なし。病院で買う(買わされる)サポーターや鋼製装具の方が絶対にいいです。

病院めぐり これだけで本が書けるくらいに活動した。 いくつかの病院は「原因不明」とか「ストレッチ不足」とかわけわからない診断をくだした。 そのくせリバビリに来い、とか言いやがる。原因がわからんのにリハビリもクソもあるかよっ! わからないんだったら他の病院紹介しろっての!金と時間のムダ。 いくつかの病院を巡って思ったのは、有名無名・大小関係なく変な診察する医者はいる。 特に最も期待してたは千葉の有名病院は酷かった。orz 病院どうしの連系って全然ダメでしたね。 紹介状と共にMRIもってっても、必ずMRIの撮りなおし。 医者の好みの角度とか、撮影枚数とかあるんだろーけど、 だったらムダ金使わないような仕組みにして欲しい。 しかもMRIって平日のみで予約が数日先なんて場合が多いので、気安く「MRI撮ってまた診察に来て」なんていうんじゃねーよ!!!それだけで有給がかなり消えた、、、。

通院記録 -カムイみさかでゲカする前の通院- 2008年4月 ○田整形外科クリニック(新宿)←腸脛靭帯炎と診察されて終了、二度と行くか! 2008年5月さつま接骨院(渋谷)←接骨院で治療。痛み軽減の効果はあった。一年くらい通った。 -カムイみさかでゲカした後の通院- 2009年8月 H病院(都内)←会社に一番近いMRIがある病院。問題なしと診断され、膝に痛み止めの注射打たれて終了。この病院、2chではヤ○ザも恐れる伝説の病院とされていた。紹介状とMRIのコピーをもらって退散。 2009年8月 ○橋整形外科(東船橋)←再度MRIとって診察してリハビリまでやった。なんとも悪くないで終了といわれた、、、 2009年9月 ○京逓○病院(飯田橋)←友達のお父さんに診察してもらった。半月板損傷とやっと原因がわかった。入院手続きまで行いましたが、仕事の都合が付かず入院キャンセル、、、 2009年11月 加藤整形外科(北浦和)←小さい病院ながらMRIもあるし、診察も良い。半月板損傷のみならず、「膝ガングリオン」までMRIで見抜いてくれた。とても信頼できる先生。 2009年11月 さ○た○赤○字病院(大宮)←加藤先生から紹介されたが医者の態度が悪すぎて一回でやめた。二度と行かない。 2009年12月 八王子スポーツ整形(八王子)←自分で探した。

ご覧のとおり、沢山の医療施設へ行きました。 本当は各病院の通院エピソードだけでも沢山あるのですが、 それはまたの機会に、、、。

診断結果 まともな診断をした3病院の医師はほぼ同じような見解で、 左膝の外側半月板が3箇所切れてるとのことでした。 しかも、その断裂部分一つは膝の外側にはみ出て「ガングリオン」化してました。 左膝の外側が数年前から小さいコブみたいのが出てて、 着地の際、その部分がひどく痛んだ。

以前あるスポーツジムの人に相談したときに「膝ガングリオンかもしれませんよ」と言われたことがあった。 そのことを通った病院の医師に毎回告げるのだけれど、 ハァ?って顔されました。 しかし加藤整形外科の加藤先生だけは初見で、 「そうだ!そのとおりだ!!」 と言ってくださった。

ちなみに僕の半月板は通常よりも大きい為、切除しても大丈夫とのこと。 邪魔な半月板が膝のロックをまねくよりは取ったほうがいいみたい。

半月板損傷と診断した医者 / 接見した医者 =  3 / 9 33パーセント 半月板損傷と診断した医者 / MRI見た医者 =  3 / 6 50パーセント

結果論ですが、今回の僕のケガの場合、 MRIを撮ることを薦めてくれて、 MRIの見方を知ってる医者に、 最初に診てもらう。

そうすれば、結構な額の金をドブに捨てずに済んだのですが。。。

手術する病院の決定 2010年1月5日 八王子スポーツ整形 に決めた理由は「日帰り」手術が可能なところ。

日帰り入院ができるので会社を休まなくていいと思って手術を決意。 ※結局1週間は自宅待機するように言われました。 麻酔が局部麻酔なので日帰りが可能なんだとか。 病院に併設のスポーツジムがあってリハビリも安心して行えるのも魅力的。

本当は友達(K君)のお父さんの病院「○京逓○病院(飯田橋)」で手術したかったのだけど、 二泊三日の入院だった為、諦めました。。。 K君、わざわざ紹介してくれたのにスミマセン。。。

手術 2010年1月29日 内視鏡手術なので、 手術自体は60分足らずでおわった。 半月板の切除は常時モニターで医師も患者も見ることが出来る。 ついでに前後十字靭帯も見せてもらった。こちらは全く異常なかったのでほっとした。 半月板ガングリオンは、それ自体まだ解明できていない症状ということで切除はせず、 注射器で内液を完全に抜き取って潰してもらった。 また大きくなったら考えようとのこと、ちょっと不安。

手術自体はほとんど痛みはない。 半月板に神経はないので。 ただ、ガングリオンの内溶液を抜く為の注射は痛かった。

5年前の骨折でボルト19本+プレート2枚を入れた手術に比べたら、 痛みゼロといってもいいくらいです。

手術費用は当日だけで10万ちょっと。 入院するよりは安いと思われる。 松葉杖保証金(5000円)が足りなくて、翌日支払いにしてもらいました。

そして即日帰宅。 友人(○ンディー)のクルマに乗せられて自宅へ。(八王子から浦和、3.5時間、、、) 途中で安楽亭で焼肉を奢ってやった(カード払い)。

病院からは会社を1週間休め、と言われたので仕事を休むことにした。 これで日帰り手術にこだわった意味はなくなったのだが、 まぁ、無理して通って悪化するよりはマシなんだけどね。

保険 生命保険(県民共済)は入院しないと保険がおりないタイプだったが通院した分(3000円×日数)はおりた。 スキー保険(年間4000円)は通院分(2220円×日数)はおりた。 会社の健康保険から自宅待機で働けなかった見舞金(約10万)が出た。 今回の手術+リハビリのみなら収支は明らかに+だが、 これまで他の病院にも通ったので、差し引きでは赤字だろう、たぶん。。。

装具 足のケガの時によく買わされるお高い商品。 今回は3万円のサポーターを買わされました。 これは金属製のヒンジが外側・内側をサポートしてて、さらに十時に膝下をサポートしてくれるので、 膝が治った後でもつかえそうです。 5年前の骨折の時の装具は10万したけど、使うことは2度となさそうです。。。

病院リハビリ 2010年1月6日 手術翌日からリハビリ開始。 半月板のムダな部位を摘出しただけなので、 傷口だけ気をつければいいみたいだった。 初日からけっこうな筋トレ。 松葉杖は通勤のみ使用で1週間程で終わった。 抜歯は10日ほど。 筋力は左右の足で差が結構ある。 また、左足の足のヒラ、足首、スネの筋肉、太ももの全てが硬い。 5年前に左足の骨折をしていて、その時の影響がまだ残っていると考えられる。 リハビリは筋力を戻すことと、左右筋力差をなくすこと、左足の柔軟性を取り戻す事を目標とされた。

通院 抜糸が終わった後は月に一度くらいの頻度で先生の診察を受けた。 経過が良好だったので、毎回5分くらいで診察が終わった。 診察待ちは毎回すごいのに、、、。

完治 3月末 運動が許可された。 それをきっかけに病院の併設のスポーツジムへ入会した。 この病院でのMRIは手術前、手術後、そして診察の最後の合計3回撮った。

感想とか ココまでが日常生活レベルの復帰の話です。 普通に登山したり、フットサルをしたり、マラソンする位なら、 特にリハビリってほどのことは不要でしょう。 しかし、僕の最終目標はさらに先です。

5年前の骨折の後遺症 5年前の骨折で左足が衰えてしまった為、 膝へ負担が今回のケガへ繋がったと僕は思う。

以降はスポーツジム編で語ろうと思います。

(続く)