坐禅会に参加した件
ここのところ、人生も資産運用もスキーにも迷いが出てきたので、 何となく一度読み終えた本をまた読んでみました。
スティーブ・ジョブスも生前は禅の世界に没頭したそうです。 そこで開眼したとのこと。
他にも挙げたらキリがないのですが、禅の世界に触れて成功した人が沢山居ることは確か。
やはり何かを成し遂げようとしている最中に、 他の事を考えているうちは達成しずらくなるのでしょうか?
逆に言えば、邪念を捨て去ることができれば、より可能性が高くなる。
というわけで、私も禅の世界に触れてみようと思い、 あれこれ調べてみたら、大宮駅にほど近い東光寺で毎週土曜に坐禅会を行っているとのことで、参加してみました。
大宮駅東口
高校生の頃、東口のゲーセンとかでDQNに絡まれたことあったな。 あと指のない人が◯ンサロの看板持って立ってたっけな。 あの頃とは違って、平和になったものです。。。
まずは昼飯
メイン通りを歩いてたらいきなりステーキ、ジャンクガレッジ、伝説のすた丼が目に入りました。大宮もかなりフランチャイズに侵されております。 でも今日はそれらを通り越してラーメン凪へ。
新宿の凪には良くお世話になりました。 ここの煮干しは本当に美味いです。
店に入って食券買うまでは慣れたものでしたが、 カウンター席を見たら驚愕しました。 まるで 一蘭じゃん。。。
一人ずつ区切られたカウンターに座り、 タッチパネルで注文をする。
食券をバーコードで読み取らせ、お好みの麺の硬さ、味のこさ、辛さ、トッピングの有無を入力し、 最後に決定ボタンを押す。何かめんどくさいな。。。
暫く経つと、回転寿司のごとくラーメンが横滑ってきました。
器をとって食し始めたところ、 「返却ボタンを押してください」とタッチパネルに怒られました。
新宿とスープは同じだけど、ネギが玉ねぎじゃなくて、青ネギでした。 これはこれで美味しい。満足です!
大宮山東光寺
そして、坐禅会まで時間があったので、事前に東光寺へ行ってみました。 立派な門構え。その右側に参拝堂があって入ってみました。
怪しい、、、 ちょっと近代的な参拝空間なので、カルトかな?という疑いもあり、 ちょっとビビって一旦退散。
駅前まで戻ってカフェに入って、 ググって調べた所、どうやらカルトではないようです。 ということで、参加してみることにしました。
ここ東光寺では土曜の夕方に坐禅会をやっていて、しかも無料だそうです。
サロン的な場所で無料でお茶やコーヒーやお菓子が食べられるとのこと。
早速コーヒーを入れていたら、初心者は2:30に集められ、 結果淹れたてコーヒーをすぐ捨てる事になりました。。。
予定
2:30~2:45 初心者への説明 3:00~4:00坐禅会(20分坐禅後、経行(きんひん、胸に手を当てて歩く禅)、その後普勧坐禅儀と同行御和讃、さらにその後は時間まで坐禅)
レクチャー
坐禅堂に集められ、簡単なレクチャーが始まりました。
- 合掌
- 叉手(しゃしゅ、歩くときの手)
- 法界定印(坐禅のときの手)
- 隣位問訊(りんいもんじん、坐る両隣の人への挨拶)と対坐問訊(たいざもんじん、坐る向かいの人への挨拶)
- 経行の邪魔にならないようスリッパを隠す
- 足の組み方
- 警策の受け方
- 視線、目の開け具合
- 背筋
- 煩悩の捨て方(連想ゲームはやってはだめ。例えばお腹すいたという想いが浮かんだら、それだけしか考えないと良い。今晩何を食べるかとか、スーパーで何を買うかとか、連想してはいけない。それがテクニック。)
そうか、270インを思い浮かんだら、それだけ考えればいいのか! 失敗したらとか、怪我したらとか考えちゃダメ!絶対。
足の組み方を教えてもらった時、悲しい現実を知りました。 私、足が硬すぎて坐禅が組めない。。。 無理やり組んだが、足首が痛すぎて1分も持たない、、、。
湯の丸で足首を捻挫して以来、足首を内側に撚る事を拒んていたので、 この日は数年ぶりに捻ってみたら、めちゃくちゃ痛い!
これは困った。
坐禅タイムスタート
そして坐禅タイムがスタートしました。 電気が消され、線香の良い香りがよりリラックスを誘う。 いい感じだ。
バシッ!、、、バシッ!、、、
バシッ!、、、バシッ!、、、
近づいてきた!
自分の番になったらまず右肩をトンと軽く当て込まれるのだが、 暗闇でどのあたりまで来てるかわからん。近くまで来てるのは確かだが。。。
トン!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 俺の番!
軽く背中を曲げ、首を左に傾けると、
その後礼をして、また瞑想の時間へ。
すると今度は、ついに下半身のしびれが我慢の限界まできた。 レクチャーでは我慢しなくて良いと言われてたが、 周りの人は誰も足を崩したり組み替えたりしてないので、 自分もひたすら我慢。
うぅ、痛い、痛い、痛い、早く終われ、早く終われ。。。
気を失いそうになったちょうどその頃、
チ〜ン
最初の坐禅時間の終了の鐘がなりました。
助かった!
立ち上がり、今度は経行なので時計回りに歩いてお堂を一周。
普勧坐禅儀は息継ぎのタイミングがわからず、 最初は酸欠になりそうになり、 全て読むのは諦めて、息継ぎをするようにしたらなんとか最後まで読むことができました。
同行御和讃は初めてなので独特の抑揚が難しく、音はずしまくり。
ようやく歌も終わったと思ったら、 どっかの寺から赴任?してきたお坊さんの小話が始まり、 それが終わってようやく最後の瞑想タイムとなりました。
が、この最後の瞑想タイムがとてつもなく長く感じ、 下半身は完全に限界を迎え、足を組み替えすらも諦め、 単なるヤンキー座りという有様。 暗闇だからどーせバレね~だろと開き直ったりして。
ついにタイムアップ
心の中でガッツポーズをし、 再びサロンへ戻ってコーヒーとお菓子を頂いて帰りました。
ここまでお読みの方はもうお気づきでしょうけど、 私自慢じゃないけど瞑想の時間中、 邪念しかありませんでした!!!
このままでは270INはできないと思うので、また出直します。。。
ただ、下半身のしびれさえなければもっと楽に坐禅ができると思いました。 これからはストレッチを頑張って、坐禅に対応できる体を作っていきたいと思います。